よろず支援拠点のご紹介

新潟県よろず支援拠点チーフコーディネーターの中俣です。

多くの皆さま方が4月に新年度を迎えたこととと思います。
新しい職場、新しい仕事、新しい環境などで忙しい日々をお過ごしでしょう。何か新しいことを始めるにはいいタイミングですね。

さて、よろず支援拠点は、国が全国に設置している無料の経営相談所です。皆様の抱えている様々な悩み事や、お困りごとなどに対して何度でも無料でご支援を行っております。主に中小企業、個人事業者、NPO法人、一般社団法人、社会福祉法人、農林水産事業者、創業予定の方などに対応します。

新潟県よろず支援拠点では、令和3年度で約5400件の相談対応を行いました。相談内容の多くは、新型コロナ禍などで売り上げが減少した、経営が厳しいので改善がしたい、などです。年間相談件数の約9割がこの課題でのお申し込みでした。しかし、厳しい状況下で創業したいというお申し込みが3番目に多く、約200件以上もあったことは嬉しく思いました。こんな時だからこそ、やるぞ!という強い意思の表れです。実にたくましいと感嘆しました。

それぞれの相談内容は単に言葉で「売上減少、経営が厳しい」のひとくくりではありません。相談者のお困りごとは個々で状況、原因、度合いなどが異なります。対応するコーディネーターは、相談者に寄り添いながら丁寧に優しく、一緒に解決にあたります。

また、コーディネーターの専門分野以外の課題においては、複数の専門を持つコーディネーターでチームを作って対応するワンストップ支援も随時行っています。さらによろず支援拠点以外の各支援機関とも連携をして、相談者様の課題解決に向けて適切な支援をご提案しています。

誰でも最初から明確な課題や原因が特定できているわけではありません。ともすれば何が原因なのか分からないけれど、唯々困っている方々も多くいらっしゃいます。

困ったな、どうしたらいいかな?などのお悩みがありましたら、ぜひともお気軽に声を掛けてください。コーディネーターが一緒に寄り添いながら原因や課題を見つけて、分かりやすく、解決する方法をご提案いたします。そして一緒に解決にあたります。一つや二つ解決してもそれだけではありません。次々と状況が変わるので、課題も次々と出てきます。相談者様がもう大丈夫と思うまで寄り添います。よろず相談に回数制限がないのはそのような理由があるからです。

今年度で相談を開始して9年目(H26から)を迎えるよろず支援拠点ですが、年々変わっていく相談の分野に対応できるようコーディネーターの専門性を拡充しています。人数も拡大して、お申し込み後に皆様方をお待たせすることをしないように心がけております。

今年度は、かねてからご希望が多く寄せられていたデザイン・宣伝分野、Webマーケティング、税務、資金繰り改善などの対応に強いコーディネーターの採用を行いました。

完全予約制で秘密は厳守します。困ったな、どうしようか?など思ったときはすぐに、お気軽に電話、メール、FAX、新潟県よろず支援拠点のホームページからお申し込みください。よろしくお願い申し上げます。

 

 

 

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