何を発信すればいい? Instagramの3つの基本

【第3話 何を発信すればいい? Instagramの3つの基本】

第1話では、マーケティングの基本として「誰が、誰に、何を、どのように伝えるのか」を整理しました。
第2話では、その中の「誰が」を伝えるプロフィールと、ファンになってもらうことの大切さについてお話ししました。

では、プロフィールを整えたら、次は何を発信すればよいのでしょうか。


Instagramには、リール、フィード投稿、ストーリーズ、LIVE(ライブ配信)など、いくつかの発信方法があります。

今回は、初心者の方にも始めやすい「リール」「フィード投稿」「ストーリーズ」の3つをご紹介します。

なお、公開設定のプロアカウント(ビジネスアカウントなど)では、リールやフィード投稿がGoogleなどの検索結果に表示される場合もあり、Instagram以外の人に見つけてもらえる可能性も広がっています。

■リール――知ってもらう

リールは、短い動画による発信です。

リールの大きな役割は、まだ自分のお店や事業のことを知らない人に「見つけてもらうこと」。写真だけでは伝わりにくい動きや音、店内の雰囲気、働く人の様子などを、短い時間で伝えられます。

飲食店なら、料理が出来上がる様子や湯気、盛り付け、店内の雰囲気。個人サロンなら、施術の流れやビフォー・アフター、使用している道具なども動画に向いています。

難しい編集や、流行のダンスをする必要はありません。スマートフォンで撮影した数秒の動画をつなぎ、「何のお店なのか」「どんな人に来てほしいのか」が伝われば、十分に発信になります。

■フィード投稿――詳しく理解してもらう

フィード投稿は、写真や画像、文章を使って、商品やサービスについて詳しく伝えるのに向いています。

1枚の写真だけでなく、1つの投稿に複数の写真や画像をまとめ、ページをめくるように見てもらうこともできます。また、「固定ピン」という機能を使えば、特に見てほしい投稿をプロフィールの上部に表示しておけます。お店のパンフレットをInstagramのプロフィール上に置くようなイメージで活用できます。

飲食店なら、メニュー、価格、営業時間、アクセス、予約方法。サロンなら、コース内容、料金、施術時間、よくある質問、お客様の感想などを掲載できます。

きれいな写真を並べるだけでなく、「お客様が来店前に知りたいこと」を意識するのがポイントです。投稿を見た人の不安や疑問が解消されるほど、来店や問い合わせにつながりやすくなります。

■ストーリーズ――身近に感じてもらう

ストーリーズは、基本的に24時間で表示が消えるため、日々のちょっとした情報を気軽に発信できます。

「本日は空席があります」「季節限定メニューが始まりました」「午後にキャンセルが出ました」といった、その日の情報と相性がよい発信方法です。準備中の様子やスタッフのひと言など、フィード投稿にするほどではない日常も、親しみや安心感につながります。

また、ハイライトという機能を活用すれば、24時間が経過した後もプロフィール上に掲載できます。ストーリーズとハイライトは活用の幅が広いため、別の回で詳しくご紹介します。

リールやフィード投稿が、お店を知り、理解してもらうための発信だとすれば、ストーリーズは、お客様との距離を少しずつ縮めるための発信です。

ここまで読むと、「3種類も作るのは大変」と感じるかもしれません。しかし、毎回まったく違う内容を考える必要はありません。

たとえば、新しいランチメニューを紹介する場合。
調理や盛り付けの様子はリールに、価格や提供時間などの詳しい情報はフィード投稿に、「本日から始まりました」というお知らせはストーリーズにできます。

一つの話題を、それぞれの特徴に合わせて伝え方を変えればよいのです。

リールは「知ってもらう」、フィード投稿は「詳しく理解してもらう」、ストーリーズは「身近に感じてもらう」。

まずは、この3つの役割を覚えておきましょう。

すべてを完璧に始める必要はありません。
お客様が、自分のお店や事業について何を知りたいのかを考え、できるものから一つずつ試してみること。それが、無理なく続けられるInstagram発信の第一歩です。


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