ショート動画に挑戦してみよう! ①基本設計と企画

新潟県よろず支援拠点コーディネーターの南雲です。


「そろそろ動画も始めたほうがいいのかな」

Instagramを仕事に活用している方なら、一度はそう思ったことがあるのではないでしょうか。

写真と文章の投稿はできるようになった。
でも、リールなどのショート動画となると、急にハードルが高く感じる。

「何を撮ればいいかわからない」
「編集が難しそう」
「顔を出して話すのはちょっと恥ずかしい」

そんな声もよく聞きます。

でも実は、動画づくりで最初に考えることは「どう撮るか」「どう編集するか」ではありません。

その前に、とても大切なことがあります。

それが、アカウントの基本設計と動画の企画です。

たとえば、素敵なお店を見つけてInstagramを開いたとします。

動画を見て「ここ、いいな」と思ってプロフィールを見に行ったのに、「何のお店なのか」「どこにあるのか」「どんな人におすすめなのか」がよくわからなかったら、せっかく興味を持ってもらっても、フォローにもつながりにくくなります。

だから動画を作り始める前に、まずは自分のアカウントを見直してみましょう。

「誰に見てほしいのか」
「何を伝えるアカウントなのか」
「見た人に、最終的にどうしてほしいのか」

お店に来てほしいのか、商品を買ってほしいのか、問い合わせてほしいのか。それによって、発信する内容も変わってきます。

 

そして次に考えたいのが、今回作る動画の「企画」です。

いきなりスマートフォンを構えて撮り始めるのではなく、

「誰に」
「何を伝えて」
「見たあと、どう思って、どう行動してほしいか」

を先に決めます。

たとえば飲食店なら、ただ料理を撮るだけでなく、「初めて来店する人に、お店の温かい雰囲気を伝える」という企画にすれば、料理だけでなく、入口、店内、スタッフの笑顔、湯気の立つ料理など、必要な映像が見えてきます。

美容室なら「初めてのお客様の不安を減らす」、製造業なら「普段は見られない職人の仕事を知ってもらう」など、目的によって撮るものは変わります。

企画が決まったら、簡単な絵コンテや撮影リストを作ります。

ここまで決まって、ようやく「撮影」です。

動画づくりの流れを整理すると、次のようになります。

①アカウントの基本設計(見直し)
②今回作る動画の企画(ターゲット・内容・絵コンテ)
③撮影(構図・機材・日時・予定・撮影物)
④編集(切り取り・テロップ・声入れ・音楽)
⑤公開

こうして見ると、「撮影」と「編集」は動画づくりの一部分だということがわかります。

そして、①と②がきちんと決まっていると、「何を撮ればいいかわからない」「撮ったけれど使える映像がない」「編集してみたけれど何を伝えたい動画なのかわからない」という失敗も減らすことができます。

最初から、格好いい動画を作る必要はありません。

高価なカメラや特別な機材がなくても、まずは手元のスマートフォンで十分です。

大切なのは、完璧な一本を作ることよりも、「誰に何を伝える動画なのか」を決めて、まず一本作ってみること。

写真と文章だけでは伝えきれなかった、お店の空気、人柄、商品の動き、仕事への思い。

ショート動画だからこそ伝えられるものが、きっとあります。

今回は、動画づくりのスタート地点となる「アカウントの基本設計」と「企画」についてご紹介しました。

次回は実際の「撮影」、その次は「編集」へ。

動画は、思っているより難しくありません。

まずは「一本作ってみよう」から、始めてみませんか。


新潟県よろず支援拠点では、個別の相談もお受けしています。

「自社の場合は、どんな動画を作ればいいの?」と迷ったら、一人で考え込まず、お気軽にご相談ください。相談は無料です。
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