売上拡大について

こんにちは。新潟県よろず支援拠点チーフコーディネーターの中俣です。

 

今回は私の担当する売上拡大支援についてお話します。

売上拡大したいという相談の申し込みは、全相談件数の約55%を占めております。やはり一番の関心となっています。これは新型コロナウイルス感染拡大以前から同じ傾向が続いているのです。新型コロナウイルス感染拡大は終わりの見えない状況ですので、ますます売上確保と拡大が必要になります。

 

○一発で、すぐに、売上拡大はできるでしょうか?

さて、一口に売上拡大といってもこれだけやればできる!すぐに拡大できる!という策は本当に少ないと考えます。たとえば画期的で有用であり、初めての商品、サービスができたら売上拡大は見込めます。それでも即効性は見込めませんよね。理由はこれです。

  • その商品、サービスが、欲しくなる人たちに知られなければならないからです。
  • さらにその商品、サービスはこれまでのものとどう違って私にとってこういいの!と認知される必要があります。
  • つまり私にとってとてもいいものと分かったから、買わなきゃ!と思ったら、すぐに手に入る仕組みが必要です。

ある程度の時間と宣伝力、販路、経費が必要です。

 

○なるべく早く売上拡大をするためには?

上記の①~③について詳しくお話します。人についてがキーワードです。

  • 欲しくなる人たち=ターゲットです。どんな人たちか特定しましょう。特定することでその人たちの価値観や言語、興味があること、どこから情報を得ているかがおおむね決まりますので、効率的に訴えることができます。
  • 欲しくなる人たち=ターゲットにとっての価値が推測できます。そこでターゲットに、これを買うと、使うと、これこれこうですよと効果的に訴求することができます。つまり商品、サービスの良さ、魅力を伝えるということです。つまりこれが宣伝:営業です。
  • ターゲットが興味を持ってくれたら、なるべく早く、簡単に手に入れる方法を提供します。ターゲットにとって便利で使い勝手が良い手段を提案します。インターネット販売、○○専門店、規模のある量販店など販路です。

宣伝、営業、商談、SNS発信、チラシの配布、雑誌の広告掲載、テレビラジオ出演やCM、これらを使って商品やサービスを宣伝したりお試しできたりの良い情報を提案することです。

 

○最後は、売上だけでなくこれが儲かるか?

こんなに大事なことですが、意外と忘れてしまうことです。買ってくれるターゲットの視点での気づきが大事です。

・あなたの商品やサービスの販売価格は適切な粗利を得ることができますか?

・ターゲットにとって、その販売価格で本当にいいですか?

・もしかしたらもっと高く販売したほうが、さらによく売れると思いませんか?

・パッケージやデザイン、大きさ、使い勝手は今のままでいいと思いますか?

・原価と経費を今以上に下げて、販売価格を今以上に上げる見直しや努力を忘れていませんか?

販売数量が増えたのに、なぜか儲かっていないなんて実に残念なことです。適切な利益がないと販売継続ができなくなります。資金繰りが悪くなります。経営が不安定になります。

 

○最後に

皆様方の商品、サービスはターゲットへのプレゼントです。買ってよかったと思ってもらえること、手に入れて満足できたこと、お友達に自慢ができたこと、などなどお客様にとって価値がたくさんありますよね。その価値のことをいつでも考えて提案する。次の新商品、新サービスを考えて提案し続けてください。いい循環の仕組みを作ってお客様に喜ばれながら事業を継続してください。

 

 

※新潟県よろず支援拠点では、売上拡大に関するご相談に対応しています。

 

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