お客様が知りたいこと

こんにちは、新潟県よろず支援拠点コーディネーターの佐藤です。

私は日頃からチラシやリーフレットなど販促ツールの作成について、ご相談を承っております。その中で「チラシを作ったけど、イマイチ効果が出ない」というご相談があります。その原因はさまざまです。

・そもそも配ってない!
・配布方法がお客様とマッチしていない
・必要な情報が記載されていない
・情報量が多すぎてまとまっていない
・配布の数が少なく、配る範囲も狭い など…

いずれにしてもお店の魅力が上手に伝わっていないために効果が出ていないわけです。せっかく作ったチラシがこれではもったいない!
そんなとき、チラシの内容をもう一度見直してみることをおすすめします。見直し方のポイントは2つです。
まずは宣伝のために「お店から伝えたいこと」がきちんと記載されていますか?

商品の特徴、サービスの品質、お得な情報、会社の理念、店舗情報、SNSなど…。もしかしたら、チラシに収まらないほど、記載したい項目が見つかるかもしれません。

次に「お客様が知りたいこと」はきちんと記載されていますか?
料金、スタッフや店内の様子、決められた定休日、駐車場の有無など…。これはお客様が「自分にとってちょうど良い、心地よいお店かどうか」を判断する項目になります。

「料金が高いと思われたくないから料金は載せない」
時々、こういう方もいらっしゃいますが、お客様の立場で考えると、料金がわからずにお店へ訪れるのはなかなか勇気が必要です。目安でもいいので料金を提示する事はお客様の知りたいことに答える、不安を解消するチラシになります。また、オーダーメイドの場合は見積もりが必要になりますが、こちらも一例を載せるなど、工夫して料金の目安になるものを提示した方がお客様としては安心して連絡ができます。

「チラシに顔を載せるのは恥ずかしい」
そのお気持ちはよくわかります! しかし、とくに美容室やネイルサロン、マッサージ、整体院など、体に触れるサービスの場合、お客様はどんな方に施術してもらうのかとても気になります。小さくても良いのでご自身の写真を掲載することで、性別やおよその年齢が伝えれば、お客様は安心してお店へ訪れることができるかもしれません。また、簡単なプロフィールを記載することで、お客様との接点があれば、身近な存在に感じてもらえるかもしれません。

「知りたいことがある人はお店に連絡をしてくれるはず」
お客さまの立場になった時、果たして同じように思えるでしょうか? 知りたいことがあらかじめ明記されていれば、問い合わせる必要がありませんので、お客様にとってはストレスになりません。チラシでお店を知って、WEBサイトを調べて、それでもわからない場合、お店に連絡をする人はどれくらいいらっしゃるでしょうか? 諦めて他のお店を探す人もいると思います。

「お客様が知りたいこと」をきちんと盛り込んだチラシは、とくに新規のお客様にとって不安や心配を解消することができます。「お客様に伝えたいこと」「お客様が知りたいこと」をバランスよく記載して、伝わるチラシを作りましょう。

「お客様の知りたいこと」をはじめ、チラシの作り方について、どんな些細なことでも遠慮なく、お一人で悩まずにどうぞご相談ください。

佐藤コーディネーターの個別相談会を新潟・長岡・上越のそれぞれの会場で実施しています。皆様のご相談をお待ちしております!

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