【相談事例】食品製造販売

ご相談のきっかけ

昔からのお菓子を製造販売しており、利益改善には新たな販売先の拡大が必要と、よろず支援拠点に相談

 

支援内容

1.         昔ながらのパッケージのままのため、量が多い上に、新たな販路にはアピールが不足しているとの認識から、パッケージの改変、量の変更、ネット販売への紹介の支援を実施した。

2.         総合的な見直しの中で、あらためて業績分析を実施したところ、「個人や法人からの素材を預かって、加工して返す」という委託加工販売に拡大の可能性を発見した。

3.         新たな販路拡大はそのまま継続しながらも、委託加工の拡大のための販促を提案した。

4.         「委託加工はもう未来が無い」と考えていた事業者と、よろず支援拠点コーディネーターが見出した可能性に違いがあることを説明し、法人へのチラシや個人へのリピート依頼を行うことを提案した。

5.         結果、委託加工の販促活動が功を奏し、売り上げが拡大基調となった。

 

支援のポイント

相談者の希望する相談内容にとどまらず、現状分析を実施したことにより「潜在的な企業の力」や「魅力的な顧客資産」があることが明確になった。

また、もともと委託加工で発展してきた企業のため、委託加工にフィットした生産能力を保有していることもわかり、新たな製品を製造する場合の注意点も判明した。

 

担当コーディネーター

山崎勝雄 中俣順弥 南雲純子 高井基行 笹川一郎

山崎勝雄コーディネーターからのメッセージ

よろず支援を様々な場面で活用していただいており、ありがたく感じております。後継者含めて若いご家族は勉強熱心で、それが成果につながったのだと思います

 

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